福井県の奥越地方雪国勝山に「春を呼ぶ奇祭」といわれる『勝山左義長祭り』が、2月25日26日と開催されました。
この祭りは、江戸時代より300年以上の歴史があります。単なるどんど焼きだけでなく、期間中は中心市街地に12の櫓(やぐら)がたち、櫓上では三味線、篠笛、すり鉦の伴奏にあわせて、女物の長襦袢に身を包んだ老若男女が滑稽なおどけた動きで浮き太鼓を打つというもの。コロナのため3年ぶりの開催となり、久しぶりの祭りに多くの観光客でにぎわいました。
櫓の上だけでなく、通りには世相を風刺した川柳が書かれた行灯が掛けられ道行く人は立ち止まって楽しんでおられました。
生活用品を使って世の中を表した「作り物」も各地区で展示され、まさに庶民のまつりとして受け継がれて来ました。
さあ、雪国勝山に本格的な春がやってきます。
皆さま今年もぜひ勝山にお越しくださいませ。
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